私は、盛岡で理容店を営む両親の下、二人兄弟の長男として生まれました。すぐ近くに自然がたくさんある恵まれた環境で、野山、河へ行ったり思う存分遊んいた思い出があります。
街の長屋に店舗、居間、祖父母の部屋、2階は両親、従業員の部屋で自分、弟の部屋はなく、大分たってから増築しました私の部屋は3帖でした。
高校卒業後、進学のため、上京しました。今度も3帖でした。
幼少期に部屋が無かった想いと、絵が好きだったので建築の専門学校に入りました。昼は、デザイン事務所、夜は、学校という生活でしたが、建築を学ぶ楽しさで友人もでき、将来の夢に会話が盛り上がりました。
建築専門学校を卒業してからは、設計事務所に就職。住宅、幼稚園、 事務所などを設計していました。
打ち合わせ、設計、現場監理と毎日忙しく、しかし設計の仕事は楽し く、自分に向いてる仕事でした。
しかし、13年間も東京に居て、やっと、なぜか雑踏が自分に合わないことを理解し、郷里の岩手県に戻ってきました。
自分が長男であったことも、郷里に戻る決意をした理由でもありました。
郷里で戻ってからは、設計事務所時代の経験を生かして、大手住宅メーカーの建設部に勤めました。
打ち合わせ、現場管理と毎日が目まぐるしい忙しさで、帰宅は毎日10時過ぎでした。年間60棟こなすのですから、それは大変な仕事量でした。
今までの設計事務所の知識を役たてて、良い家を造りたいと毎日がんばりました。竣工期日に間に合わせるために、業者さんの手配に苦慮したり、営業マンとお客様の約束が食い違って、とてつもなく大きな費用がかかったり・・・
一定の利益をあげないと会社からも責められるし、しかしそれでも、お客様との引渡し期日には間に合わせないとならない。
しわ寄せは全部建設部の私に来ました。
仕事に終われるまま、ふと思ったことがありました。
流れ作業のような工程でお客さんはどう思っているのだろう・・・
とても、不安が募りました。
東京の設計事務所時代の仕事とのギャップを感じました。
自分は、「何を求めて家づくりをしているのだろう」「自分が探している住まい造りって何だろう」と考えました。そして、気がついたことがあったのです。
普通に使われているフローリングは、合板の表面に無垢材を貼り、ほんものらしくし見せた作り物です。
壁や、天井はビニールクロスが貼られ、それが当然、普通のようになっています。プロは、ほぼ100%それをお客様に勧めます。でも、なぜそれが「普通」のように行われているのか、ずっと疑問を持っていました。
そんな時です。
友人の紹介で有機農業生産者と出会い、田植え会に参加しました。
農業経験は始めてでしたが、田んぼに素足で入った喜びが体中に伝わりました。
農薬や化学肥料を使わず、おいしいお米ができる有機農業は人間の体に害がなく、しかも安全なお米がたべれる。それがいちばん大事であると思ったのです。
合板フリーリングとビニールクロスは、農薬を使ったお米と同じなのではないか・・・と、素朴な疑問をもちました。
そして、なぞが解けたように思いました。
普通の建材とは、安易に簡単に、みかけを美しくするけど、農薬を使っている「普通のお米」と同じ。つまり、大量生産で、室内に有害な物質が漂っていても、お客様にクレームが無く、すぐ完成する建築業者にとって都合のよい建材だったのです。
接着剤で張り合わせた合板フローリングではなく、無垢の本物のフローリングと、ビニールクロスではなく、本物の塗り壁の家を作りたい。
それで、体に害を及ばさない、健康的な家づくりが出来ると確信したのです。
当時、シックハウスが問題になり法律で規制されてもいました。
F☆☆☆☆の建材とか、化学糊の入った珪藻土とか・・・
それさえ使えば、シックハウスは防げるようなことを、みんな言っていました。しかし、現実は違います。
法律に合わせて、24時間換気を取り付けても、シックハウスがなくなったわけではありません。アトピーの子供は、昭和30年に40人に1人、現在は3人に1人と言われています。
食べ物の場合、体が一部浄化しますが、鼻から肺に入った汚染された空気は、そのまま身体中をめぐり、多くの病気の原因をつくります。
そして、建てた家に住めないことになるのです。
医・食・住が人間の三大要素と言います。
最近は、食べ物を健康に配慮して、農薬とか添加物のないものを選択するひとも多くなりました。病気の治療においても、自然療法で治す方が増えています。
そして、住まいの場合は、健康に配慮した家づくりが正しい選択だと思っています。合板やビニールクロスといった工業製品ではなく、住まい手の健康を考えた家づくりです。
それこそ、真に「幸せを育む家作り」「オーダーメイド」の家づくりだと思うのです。デザインが好きで、長年、設計事務所で設計に携わってきた、これこそが本当に私がやりたかった家づくりです。
家は買うものではなく、造るものなのです。
本物の家づくりとは 家族の笑顔がたえない、健康に暮らせる家づくりです。
深呼吸できる家は、親子の会話が絶えません。そのためには、家は、健康に配慮された本物の自然素材の建材で造るべきなのです。
私は、口ベタなので、上手なことが言えません。
しかし、本物の価値と魅力を心底理解していることに関しては、誰にも負けない自信があります。
F☆☆☆☆建材を使えば健康な家が出来るとか、
シックハウス規制法を守れば、安全な家が出来るとか、
そんな間違った考えが蔓延している今、私は、断固として、本物の自然素材を使って、健康的な家を建てるための最期の砦になる決意を固めているのです。
本物の家は、50年、100年と、年々愛着が沸いてきます。
無垢の床は琥珀色に変わり、漆喰や珪藻土といった塗り壁は、いつまでも室内を快適に保ってくれます。
キズがついても、簡単に補修が出来るし、それは「家族の思い出」になります。
キズが家族の歴史を刻む思い出になるような家づくりをしたい!
これが私の願いです。
アルテック建築工房を設立して15年、私は、ひたすら健康に配慮した本物の家を作り続けています。
良い家とは器ではなく、こころが通い合い楽しい会話があり、 平面的でなく、立体的に時間を感じ取れる空間を言います。
人間は家、環境に大きく影響されるのです。
一生に一回の家づくり、健康的で、長持ちする本物の家づくりを選択されることをお祈りしています。
私なら、健康的で本物の家を作ることが出来ます。
ご興味のある方は、お問合せください。
日本の家づくりの主流は、ハウスメーカーと呼ばれる大手企業の家づくりです。文字通り、家を工業製品として大量につくり、商品として多くの人に販売することを目的としています。どこで建てても、だれが建てても、品質・価格とも一律でなくてはなりません。そのために、日本の家づくりは、大きく変わってしまいました。
知識と技術が必要な無垢の木は、合板、石油化学建材に取って代わられました。工期短縮が最優先された現場では、工場から届くパーツを作業員がただ組み立てていくだけ。そこには、職人としての技量や、人と人とのふれあいは見られません。そうしたたくさんの家が、日本中にできました。その結果、私たちの身の回り、日本の森林に、地球に変化が生じました。
私たちは、日本の家づくりをしたいと考えています。そして、日本の森林を、そして地球を、元のように戻したいと考えています。そのことで自然を大切にした人間になれると思います。
「買う家」から「建てる家」へ、
「消耗品の家」から「育てる家へ」、
それを目標に一緒に取り組めたらと思っています。
むかしの家は木と土と紙でできていました。
近くの山にあるものを使うのが一般的でした。
地域で建てられる家は、近くの材料を使い、近くに住んでいる職人さんとご近所の方と一緒に建てるのが当たり前だったのです。そうして建てられた家は、気候・風土にあった、暮らしやすく丈夫な家であったのです。
こうして「当たり前の家づくり」が、今は出来なくなってしまったのでしょうか。できなくなったのではなく、とりくもうとしなくなっただけなのです。
私たちは、本当にいい家・真に豊かな暮らしをつくるために、近くにある自然のものを使うことを選択します。そのために生産側(山)、そしてエンドユーザーである建て主さん側に対する様々な働きかけと、設計・施工上の工夫をしていきます。そして、こうした家づくりが、建て主さん、地域、さらには地球にとって負荷の無いものであることを共有したく思うのです。
家族ために、地球のために、近くにある自然素材でつくるのが家と家族を思いやることになると思うのです。
家をつくるのに最も多く使う自然のものは、木材です。
しかし現在の、国内木材需要の約80%が外国から輸入されており、近くにあるどころか、遠く海の向こうから、大量の燃料を費やして運ばれてきます。
また、木材といっても、合板や集成材の新建材が数多く流通しており、本来の特性を活かした「無垢の木」をつかった家づくりはあまり多くはないのが現状です。
なぜでしょうか。日本には使える木材がないのでしょうか。木材を切り出すことは本当に自然破壊につながることなのでしょうか。
その逆で、日本の森はいま、木を使われないことで荒廃が進んでいる状態なのです。
日本の国土の約67%は森林です。これは、カナダよりも多く、森林大国であるフィンランド、スウェーデンと肩を並べるほどです。そして、その森林の約41%が人工林。この事は事実ですが、戦後の復興のために建築材の需要が高まり、多くの木が伐採された結果、各地で針葉樹の人工林化が進んだのです。こうしたことにもかかわらず、外材を使っていたので、日本の林業は衰退しました。また日本へ安く木材を輸出するために地球上の森が消滅していることも事実です。
私たちは、なるべく地元の木を使うことが、世界の森林を守ることにもつながると考えています。そしてそれが、家づくりをするものとしての責任であるように思えてならないのです。
日本の家の平均寿命は、26年。家を購入するために組むローンは、35年が主流になっています。つまり、全額支払終えるまで、家が“もたない”という実情です。
私たちが考える家づくりは、「消耗品ではなく、住むほど価値を増す家」です。
まずは、100年以上持つ丈夫な骨組みを手に入れる事と思います。
30年後、70年後と、変更を加えることを前提とした家をつくりましょう。そうすることが、いい家を親から子へ、子から孫へと住み継ぐための秘訣のように思います。
また、経済的にも、環境にもやさしい選択であると思っています。
家にとって最も大切なものは骨組みです。
この骨組みを、程よくデザインに取り込んだ構造美こそが、美しい家を造る大事な要素だと考えます。
流行の衣装や化粧で飾るのではなく、内面からにじみ出るような「美しさ」と「力強さ」、いつの時代にも評価されるものであると思うのです。
“構造が顔に出る家”は、隠しごとができない家だと言えます。使っている材料、職人たちの腕、設計者の技量が、見て取れる正直者の家です。
正直な家は、不具合が出た時も正直にその姿を現します。
人も家も、正直が一番です。
「大きな家でのびのび暮らす」、確かに憧れます。私たちは、土地が広くても狭くても、家は小さく小さく設計することを心掛けます。「取り敢えず部屋数は多く、広めで…」こんな感じの家づくりでは、無駄な部屋があったり窮屈な家になったりするのだと思います。なぜその部屋が必要なのか、その部屋をどう使いたいのか、将来的には家族のどういう変化が考えられるのか、そうした部分をしっかりと検討した上で設計を行ないます。本当に必要なものが納まるだけの必要なスペースづくりこそが、無駄のない、そして快適な暮らしのために大切なのだと思います。
みなさんのお住まいにも、納戸と化してしまったお部屋はありませんか?
「自然素材の家」「木組みの家」といえば、「高価な家」といったイメージを抱かせる傾向があるようです。人が生活をするための建物として、なるべく多くの人に提供できるものであるべきだと考え、中身はそのままでコストダウンするよう努力しています。
私たちは、本当にいい家を、若い人達でも建てられるものにしたいと考えています。むしろ、若い人達だからこそ、いい家を建て子供、孫の代へと、その価値観とともに住み継いで欲しいと願うのです。
そのために、昔の家づくりを学ぶとともに、素材も道具も技術も進化した現在における最良の家づくりを求めて行きます。
いいものは、みんなのものであるべきです。
家づくりには、多くの人が関わります。建て主さん、建て主さんの家族、設計者などの技術者、
大工さん、左官屋さん、屋根屋さん、建具屋さん、基礎屋さん、電気屋さん、水道屋さん、設備屋さん、サッシ屋さん、塗装屋さんなどの職人さん。みんなの目的はひとつです、「いい家を建てたい」。そのために、意見を出し合うことが必要です。分野は違えど、専門知識と経験を持つ、同等な立場のプロフェッショナルです。そうして高めあい、分かり合い、同じ目的へと向かっていくのです。
建て主さんの想いを叶えるための方法をご提案するのが、私たちプロの仕事だということです。建て主さんから伝えられたまんまの家が出来上がったとします。しかし、建て主さんはあまり満足していないのが一般的です。建て主さんは、やり場のない悶々とした気持ちで新しい家で新しい暮らしをスタートさせることになります。一体誰に責任があるのでしょう?それは、間違いなく設計者の責任であると言えます。
私たちは、お引渡しの時に、そして30年後、50年後、100年後に「いい家だね」と言っていただけるような家づくりをしたいと思っています。
バウビオロギーは、バウ(建築)、ビオ(生命)、ロゴス(学問)のドイツ語の造語で「建築生物学」と呼びます。
私たちの生活空間に自然の秩序、調和を保つことを目的とし、住まいを「第三の皮膚」と捉えます。
合成化学物質を含まない、調湿性のある自然素材を中心に断熱、蓄熱を考慮し自然採光の熱取得と色彩の明るさを考えた有機的な家づくりをめざします。
「第一の皮膚」は食生活、「第二の皮膚」は衣に相当し、人間がいかに元気に暮らせるか、住環境や地域環境といかに調和できるかをめざす指針になります。
住まいづくりで一番大切なことは、ライフスタイルを考え、楽しい暮らしを演出することです。
マクロビオテック(大きい生命学)、バウビオロギー(建築生命学)の考えそれぞれに「生命」があります。
つまり、人間中心主義で家をつくることが大事であると考えます。
現在の住宅は高気密、高断熱にのみ惑わされ、いまだに化学物質漬けの住まいが多く、シックハウスになられた方が住めなくなり、相談に来ます。新建材から揮発した有害物質の部屋は花がすぐ枯れてしまうそうです。
人間は一日に150kgの空気を吸うので、食事の摂取より、深刻なのかもしれません。
木の家を建てるとき、住み手と山の関係が近い、顔の見える地元の木材を活用することで、気候風土に根ざした住まいが造れます。地球温暖化に寄与できます。
戦後のあわただしい大量の住宅供給で、基本理念がないまま家づくりが行われた結果、シックハウス、アレルギー、が問題になりました。
住まいの目的が失われ、手段だけの住まいは人間の心を失います。
厳選された自然素材の家づくりで自然治癒力を高め、衣、食、住、を総合的に考えることが必要な時代になっています。
自然素材の良さを五感で感じる住まいは、人間の体と心を豊かにします。
自然の環境と共生でき、エネルギー消費の少ないエコロジーなライフスタイルは環境共生住宅になります。
人間は森林の中にいると、心のやすらぎを覚えます。
住まいづくりにおいても、天然の木材、自然の素材から、心地良い感触と調湿作用、空気の浄化を得ることができます。室内で森林浴ができる住まいになります。
トレーサビリティーをふまえた住まいづくりは、科学物質を排除し、有機的住まいをめざします。
自然素材で健康な住まいと宣伝に使うハウスメーカーがほとんど。
眼に見えない下地、断熱材、接着剤まで配慮して、無添加のオーガニックな住まいづくりが可能です。
設計、施工、提案を一貫したシステムでエコロジーハウスに取り組みます。
自然素材の住まいは高価と思われていますが、アルテックはダイレクトシステムの企業努力で、多くの方に、ピュアな自然素材で健康に配慮した家づくりに努めます。
アルテックの衣(医)・食・住におけるネットワークを通し、多くの方にエコロジーな情報を発信します。
住まいづくりの原点を踏まえ、分かりやすいプレゼンテーションでデザインの優れた楽しい生活空間と、健康な住まいを提案します。
住まいへの思いを型にします。建築とは、人間と同じく個性が必要です。
人間疎外の住まいは意味がありません。
土産土法のもので、個人がいきいきできる空間の住まいづくりを心がけます。
営業マンはいません。ハウスメーカーのように知識のない打ち合わせでは望む家は造れません。
アルテックでは、エコロジーの住まいはもとより、土地、登記、相続の相談、融資のことを、アルテックのネットワークにて行い、安心を届けています。
木造軸組工法とは、柱と梁(はり)で構成される架構の建築方式です。柱は垂直の構造体を支え、梁は水平材として屋根や床などの重量を支える合理的な工法です。
木造軸組工法は、狭小地や変形地など住宅の建築が難しいと思われる地形にも柔軟に建築が可能です。
法的要件を満たす土地であれば、空間を有効活用する木造3階建ての家も建築可能です。木造住宅だけが持つ、数々のメリットを享受でき、より広い空間の確保が可能です。
文字通り、木造軸組住宅の重要な構造体は木材です。鉄やコンクリートの構造体と比較し、木材は強いのでしょうか?弱いのでしょうか?
建材の強度を計る場合、その材料が引っ張られたときにちぎれにくいか(引っ張り強さ)と、その材料が押しつぶされにくいか(圧縮強さ)を調べます。同じ重さの鉄やコンクリートと比較すると、引っ張り強さ、圧縮強さのどちらをとっても木材のほうが上回るというデータもあります。耐震性に関しては鉄やコンクリートを材料にした建材と比較しても優れた性質を持っています。
住まいづくりはきちんとした打ち合わせが必要です。 オリジナリティーの設計(企画住宅ではない)で、住まう方の希望が反映され、完成、引渡しまで、一つ一つの工程を分かりやすくご説明しますので、わずらわしさを感じさせず、楽しみながら打合せをします。
“こんな家に住みたい”等のご希望を何でもお話し下さい。
土地をお探しの方はご希望の場所、大きさ、予算をお聞かせいただければ、アルテックのネットワークにより、最新情報を提供します。ご予算やローンの事、何でもご相談下さい。
住む方の個性が反映し、楽しい家づくり、ロハスな暮らしをご提案いたします。
住まいのアウトラインの説明と、無理のない資金計画をご提案します。
間取り(平面図)を決めるだけではありません。立体的な事、使い勝手、仕上材の事など打ち合わせが必要です。又、予算的な事も打ち合わせ致します。
基本的プランが決まりましたら実施設計(25~30枚)をします。基本契約をしていただき、公的機関への図面も作成、提出致します。
作成した実施設計の図面を見ていただきます。
全ての準備が整った段階で本契約をしていただきます。融資のお申し込み、申請手続も行います。
工事を始める前に神主さんに依頼し、建主、工事関係者のご参列をいただき、地鎮祭を行います。又、近隣の方へのご挨拶も行います。
図面(配置図)をもとに、建物の位置に基礎工事にはいります。
図面にある軸組図で加工された材木(構造材)が組立てられます。
自主検査と公的機関の検査があります。
何ヶ月もかけて職人さんが造った家が完成です。自主検査、公的機関の検査、又お施主様との確認をします。
日常のお手入れの仕方、設備の使い方を説明致します。又、保証書をお渡し致します。
住宅保証機構の1年点検もありますが、ご連絡いただければ何時でもすぐにお伺いしております。
建築をお考えの方で、『まず土地(不動産)を探してください・・・』という依頼があります。いままで31位の方に土地情報を提供させて頂き、物件内容をすべて確認し決定しました。
情報の中には、水道が来ていない、土留工事が必要、地盤が悪い等、建築確認がとれず家が建てられないという問題のある土地もありますので注意が必要です。
アルテックは建築に専念していますので、土地の情報は信頼のおける不動産屋とタイアップしております。
建築屋の視点で適切な土地なのかを判断し、正しい情報をお伝えしています。建物が建てられる土地に価値が出るのです。
不動産取得の時は、アルテック立ち合いで不動産屋さんと宅建業法に基づく契約になります。
建築指導課の「中間・完了検査」、瑕疵担保保険の「基礎配筋検査」「構造検査」等の他に、一般項目に加え、アルテックの仕様に合わせた、社内検査を自主的に実施しています。
検査には、検査員が施工協力業者さんと共に各検査チェックシートに基づいて検査が行なわれます。
検査後、手直しが必要な場合は、迅速に適切な手直しを行い、その確認をもって検査の合格となり、次の工程へと進みます。
検査で用いたシートは、検査結果、手直しの有無、手直し内容も含め、建て主さんへお渡しし、ご報告させて頂きます。
柱や梁、土台などの構造用の木材について、納品時に行なわれる検査です。
寸法、数量、乾燥方法、含水率などの項目と検査を行ないます。
この検査の合格後、大工職人による、 「墨付け」「刻み」作業が始まります。
捨てコン、立ち上がり配筋、外部枠終了後に行なわれる検査です。
間取りの確認、砕石転圧状況、水道先行配管、土間配筋、立上配筋、水抜き穴確認などの項目にわたって検査を行ないます。
ベタ基礎の完成時に行なわれる検査です。
合格後に、土台敷きが始まります。 コンクリ打継ぎ部の浸透水対策、亀裂、立上り部の高さと幅、ホールダウンの位置、アンカーボルト、通り、対角、レベル確認などの検査を行ないます。
上棟、耐力壁施工後に行なわれる検査です。
継ぎ手の隙間、土台・基礎の連結とレベル、2階地廻りのレベル、金物、耐力壁、屋根断熱、防水シート等の検査を行ないます。
無垢の床材の受け入れ時に、行なわれる検査です。
寸法、数量、乾燥方法、仕上規格などの確認、著しい割れや欠損の有無、含水率計による含水率の測定などの検査を行ないます。
基礎水切り施工後、外壁施工前に行なわれる検査です
基礎・面戸部の断熱、屋根・外壁・開口部・バルコニー・防水、外部胴縁、空気の流れ、ボイラー下地補強などの項目にわたり、検査を行ないます。
断熱材の施工後に行なわれる検査です。
壁断熱材(ウール断熱材、セルロースファイバー)の厚みや施工状況、枠などを行ないます。
木工事と、外壁左官、塗装工事の終了後に行なわれる検査です。
木工事キズ、汚れ、墨残しと、床や継ぎ手のスキマ、外壁のクラック、塗り残し、サッシのキズや調整などの検査を、隅々にわたって行ないます。
仕上工事を含む全ての工事の完了後に行なわれる最終的な検査です。
住宅設備機器、電気機器、コンセント通電、床下排水漏れ、水道の水圧の確認と、外部・内部すべてにわたっての、キズ、汚れ、建具の動作、コーキング状況などの検査を行ないます。
自然素材の家は、様々な経年変化が見られ、家族の暮らしとともに、「味わい」が深まっていきます。
家が出来上がり、実際に暮らしが始まって、2年経過したころに、落ち着いてきます。
アルテックでは、この2年間を定期的に点検させて頂くことで、自然素材の変化についての正しい情報や、お手入れ方法などをご説明させていただくと共に、必要な手直し工事を行なっております。
私たちは、自然素材の家は、「家族と共に育っていく家」なのだと考えています。
お引越しなさって、1ヶ月目を目処に、1回目の定期点検にお伺いします。
「電気」「水道」のライフラインに関する項目を中心に、建て主さんとお話しをさせて頂き、点検を行ないます。
また、木部の状態についても確認を行なっています。お引越しされて、6ヶ月目を目処に、2回目の定期点検にお伺いします。
無垢の木製建具は、動きが出やすく支障をきたす場合があるため、早めに点検を行ないます。また、サッシや網戸などの点検も行ないます。
お引越しされて、1年目を目処に、3回目の定期点検にお伺いします。
日常の生活では、なかなか目の行き届かない「屋根」やの点検を行ないます。また、内外部のコーキングや外構周りの状態の確認を行ないます。
お引越しされて、2年目を目処に、4回目の定期点検にお伺いします。
自然素材の漆喰の壁や外壁の状態について点検を行ないます。
3年目からは、年一回程度ご自宅にお伺いさせて頂き、建物の状況を全体的に確認させて頂いた上で、必要な手入れ方法や、修繕工事についてアドバイスさせていただきます。
建築後も、お客様とコミュニケーションをとらせて頂くことで、末永く愛され、住み継がれる家になっていくのです。
イーハトーブ(岩手)の森は県土の78%です。樹木は大気中から二酸化炭素を吸収して酸素を放出。地球温暖化を抑制する役目をしています。
これからの住まいは、地球環境に配慮した家づくりが求められています。輸入材もありますが、木の性能は一律でなく、地元の気候風土で育った木が一番長持ちするのです。
「暖かみがあって、気持ちいい家です。」と多くの方は住んでから本物に気づきます。森の一部が住まいを型作り、森の恵みを感じられるからなのでしょう。
建築の内、木材の比率は20%位。400万円とすれば、外在は360万位。40万(10%)で丈夫で長持ちする家が出来、温暖化防止に寄与している事になります。
国産材(スギ・ヒノキ)に木材保存薬剤を入れた、腐る、シロアリに食べられるという木材の弱点を解決した、腐らない木『緑の柱』で新築時の状態を維持し続けることができます。これがハウスガードシステムの家づくりです。
岩手県ではアルテック建築工房だけの取り扱いです。
営業マンがいることによるメリットはもちろんあるのですが、当社では営業マンがいません。
それにより人件費のコストを抑えることができます。
打合せに関しては私みずからがお伺いし、ご相談にお請けしております。そのため、たくさんの仕事を引き受けることはできないかもしれませんが、直接お客様の想いをくみ取り設計をさせて頂いております。
数多くある自然素材の建築材料の中で私自身が気に入ったものをメーカーと直接取引し、通常かかる中間マージンを極力減らし、コスト削減に努めています。
お客様にとって本当に良いものをコストの都合であきらめてほしくないため、予算についてもお気軽にご相談頂ければと思います。
私たちは、「本当にいい家」こそ、みんなが建てられる家であるべきだと考えています。
例えば、営業経費・間接経費を極力かけないこと。営業マンは、手づくりの家づくりですので、一人もいません。大きな経費のかかる展示場もつくりません。リーフレット、冊子類もできるだけ自分たちで、デザイン、撮影、文章書きを行なっています。自分たちで作る方が、自分たちの想いも伝わるような気がしています。
設計を考えた場合、私たちは、使い勝手やデザインだけでなく、常にコストも頭に入れて設計をしています。そのことにより合理的で無駄のない、構造・間取り・デザインを考えることができるのです。
さらに、材料。なるべく部材を統一し、同じ部材をいろいろなところで使用します。余った材料と足りない材料が同じなので無駄に発注する分が減るのです。余った材料のゴミも減ります。また、節のある木、構造上支障のない割れのある木を積極的に使います。重要なのはその節のある木をどう美しく見せるかです。
お預かりする大切なお金です。そのお金は、テレビCMや、豪華なパンフレットのためにではなく、建て主さんの家づくりのために使うようにいつもしています。
私たちのつくる家は、プラン・仕様が統一化された建物ではないため、坪単価計算では難しくなります。わかりにくいとの声もありますが、仮に、私たちが坪単価の家づくりをするとしたら、家づくりがパターン化され個性のない住まいになるのです。
私たちは、必要な木材1本の値段までご提示します。そうすることが、私たちの家づくりにとって、何より誠実な家づくりだと思うからです。
私たちは、プランや土地探しに入る前に、必ず全体の資金計画書と、建物以外の諸経費も含めた予算表を作成します。こうすることで、予算を明確にし、変更・追加が必要な場合でも、柔軟に対応できるようになります。
最終的な予算オーバーにならないようにお手伝いさせていただくのも、家づくりの大切な仕事と思っています。
住宅ローンは金融の自由化に伴い、いろいろなタイプが登場しています。
金利が低いローンを探すことが基本ですが、金利タイプ、返済方法、返済期間等、比較検討して判断することが大切です。
アルテックでは、岩手ホームローン株式会社を窓口として、施主の方に有利な融資をいつも提案しています。住宅ローンを扱うプロなので、どんなことでもきめ細かく対応してくれます。詳細は下記の公式サイトよりご覧ください。
岩手ホームローン株式会社 http://www.ihome.co.jp/
財団法人住宅保証機構の工事中の検査、完成のとき、保証書が渡されます。
着工前に地盤地質調査を必ず行います。そのデータに基づき、必要な場合は補強します。報告書を提出します。シールド工法の場合は保障期間20年です。
気密だけを競うのであれば、外部オールコンパネにし、内部の軸組を気密施工しやすいように簡略化すれば気密性能は上げられます。
アルテックの住宅は、木をふんだんに使った軸組工法です。コンパネや新建材を使わない昔ながらの工法でで天然素材で健康住宅を造っています。
次世代省エネルギー基準で2.0㎡/㎡ですが、それ以下の数値です。
内部の仕上げ完了後(揮発性有機化合物)VOCの測定を行います。ホルムアルデヒドの厚生労働省の指針値は0.08ppmです。アルテックの場合は0.01ppmです。
測定後、データを提出します。
室内の化学物質濃度を測定します。
ホルムアルデヒドやトルエン、キシレンなどの揮発性有機化合物(VOC)を測定します。